俺の糞良作品レポート

このサイトは引っ越ししました。ご覧になっていただいていた皆様に、お礼とこれからもよろしくお願いします。                          ただ今、FC2にて、「俺の糞良レポート2nd」として活動しております。

良ゲー キングダムハーツ ファイナルミックス

KINGDOM HEARTS FINAL MIX

ウォルト・ディズニー社とスクウェア(現 スクウェア・エニックス)がタッグを組んだ大人気シリーズ、第一作目を英語ボイスに、さらに新要素を追加した作品、非常に良い出来である。

まず、この「キングダムハーツ」についてだが、Wikipediaより、

ディズニーキャラとFFのキャラを出演させているため、いわゆるスター・システムを採用している。

ファイナルファンタジー7』の開発中、野村は『マリオ64』から受けた衝撃を基に、新たな3Dアクション作品の開発を希望したが、社内では「既に世界的キャラクターとなったマリオに対抗するのは不可能」「ディズニー級のキャラが必要」という意見が出た。この意見を覚えていた野村は、後にスクウェアでディズニーのゲーム制作が決まった際に、ディズニーの知名度と世界観を借りて、本シリーズを立ち上げた。

 

・・・らしい。つまり、このゲームは野村氏がいなければできなかった、ということになる。

ちなみに、野村氏は、他にも「すばらしきこのせかい」のクリエイティブプロデューサー、メインキャラクターデザインを担当、そしてまさかの「マリオバスケ3on3」のグラフィック・スーパーバイザーまでも担当している。つまり、天才である。詳しくはこちら

 

 

話を戻す。この作品は、「ディズニーだからお子ちゃま向け」と勘違いされることがあるが、逆にこのシリーズの製作者のインタビューで、「最初から子供向けには作っていない」と言っており、やるとわかるが、話はすべて複雑に絡み合い、後半は暗い印象が持てる。

さらに、このシリーズはバットエンドが多く、特に親しい人がが離れ離れになる終わり方が多い。特に、358/2daysはおそらくシリーズ一悲しい終わり方だろう。

ハッピーエンドがいい方にはこのシリーズはお勧めしない。↑で書いたとうりである。

 

 

ゲームバランスだが、2をやらなければ非常にいい。主人公は武器として「キーブレード」と呼ばれる鍵の形をした剣を使うって戦う。

操作方法は、左にある「コマンド」を十字キー、またはR3スティックで「たたかう」「まほう」「アイテム」「?(ある条件で特殊攻撃や調べるに変わる)」から選択していく、簡単操作、かつ飽きないスタイルになっている。簡単に言うと、「ファイナルファンタジー」と「アクション」を合わせたものである。L1ボタンでショートカットを使うことができ、魔法3つまで登録できる。

そして、アクセサリーという強化パーツ的なものもあり、アビリティを使って、攻撃パターンを変えて強くしたり、必殺技やガードもできるようになる。

 

 

主人公は「ソラ」という少年。そして一つ年上の「リク」、ヒロインの「カイリ」が今回のメイン的キャラである。その3人は序盤で自分たちの世界が闇に飲み込まれ、離れ離れになる。そしてソラがたどりついた先はトラヴァースタウンという外の世界、そこで「ドナルド」と「グーフィ」に出会い、旅は始まる。

世界のほとんどはディズニーの世界で、ターザンやアラジンなどの有名な世界に行ける。ゲームオリジナルの世界にもディズニーキャラも登場。ソラたちの手助けもしてくれる。

他にも、ファイナルファンタジーのキャラクターも登場する。「レオン(スコール)」や「クラウド」などのキャラが登場する。隠しボスにはまさかのロン毛のラスボスが・・・・・。かなり強い。

 

 

しかし、世界を移動するときに、「グミシップ」と呼ばれる宇宙船に乗るシューティングゲームが始まる。これが面倒くさく、テンポが悪い。一応、進めればワープはできるようになるのだが、そのワープが手に入るとき、いちいちトラヴァースタウンに戻るのにそのゲームが始まるので面倒くさい。しかし、そのグミシップはカスタムが可能で、ビームやレーダー、ミサイルまで取り付けられる。そのカスタムは面白い。

 

 

このゲーム、ジャンルは「RPG」なのだが、正確には「アクションRPG」なので、アクション好きにもお勧めできる。しかし、ストーリー面では舐めてると話がごっちゃごちゃになるので注意。

人によっては慣れが必要なのでその点にも注意。

「やってみたいけどディズニーにしか興味ない」という方はしないように。単なる糞ゲーにしか思えない。

やってみたいなら、アクション性もストーリーも楽しめる人がいい。

ちなみに、俺の場合は、一週目は敵キャラに慣れることに集中する。二周目からストーリーを楽しんで、3周目はもっと深く考えてストーリーをじっくりと観る。計大体70時間ほど。

やる価値は大いにある。