微妙映画 GANTZ
この映画、グロテスクにだけうるさい日本が作ったのだが、腕がもげるなどの表現を使ってくれるので嬉しい。しかもR15じゃないのがオトク。「R15の映画を見たいけど、グロイのが苦手」という方はこれを観てから決めるのがおススメ。アクションもしっかりしていて、衣装もケチな日本があそこまでするのはすごい。
しかし、主演が、やることが演技臭い、「嵐の細の」が主演で、「ガンツファン」より「嵐ファン」の割合の方が多いような感じもする。第一、こういうグロイ映画に人気アイドルを主演にするのは間違えている。
お台場にあるテレビ局が作ってる運動会みたいな番組で「ウェーイ」とか言ってる人がこんなシリアスな映画に出るともはや笑えてくる。特に、調子に乗った時はかなり不自然。
あと、やはり、1本にあれだけ詰め込むのは無理がありすぎる。少し無理やり感もあり、2部作だったこの作品、正直3,4部作にしても大丈夫かと思う。
これも不完全燃焼な映画なのだが、ストーリー、CG、アクションは大変いい出来で、日本映画らしさも出ていてかなり面白い映画になっている。
観る価値も十分あるので、だいぶ前の金曜ロードショーでやってたガンツを取ったまま放置してあるのなら見るべし。また、機会があれば観てみよう。きっとハマる。そして不完全燃焼するだろう。
