良映画1 ジ・アメイジング・スパイダーマン
日本であまり期待されていなかったこの映画。良作品である。
まず、監督が変わったおかげでストーリー性がよくなり、アクションも無駄なスローが消え、とてもスピーディになった。
さらに、旧版は、クモの糸を「手首から出す」だが、アメイジング版は、ピーターが自作。「ウェブシューターという機械から発射」となっている。
そしてスーツのデザイン。最初はなんか変な感じもしたが、映画を見ると、このスーツの方がかっこよく見える。
前作の3のストーリーとオチが中途半端だったので、この作品はとても面白く感じる。
2と3のアクションがほとんど同じ(特に落下しながらの殴り合い)だったりして、自分自身「また似たようなもんかなぁ」と思ったが、観てみればオリジナリティがとてつもなかった。この映画が面白いと感じたのは、前作のサム監督のおかげだろう。
そしてギャグ。こういう映画にはギャグがほとんど見られないが、この作品は、ピーターがお調子者になったおかげでギャグ要素もしっかりしている。これも3にギャグ要素がほとんどないということからそう思ったのかもしれない。
とりあえず原作に感謝!!
今回の敵は、あの人がまさかのトカゲ人間になる。これ以上言うとネタバレになるので、原作(アルティメットスパイダーマンのかも)の絵を載せておく⇓
その反対に短所もある。
まず、スパイダーマンになるまでの時間が長いこと。Xメンのように、少しヒューマンドラマが入っている。ただし、Xメンとは違い、全く関係ない話を長々と続けるのではなく、この先のストーリーに関係するストーリーを長々とやってくれるので、見ていて飽きることは無かった。しかし、本心はスパイダーマンとしての活躍をもうちょい見たかったと思ってる。
次に敵のデザイン。・・・・・・・・・・見ればわかる
そして、ヒロインのグウェンにスパイダーマンになった直後にカミングアウトしたこと。せめて2にしてほしかった。
さきほどさりげなく「2」といったが、続編はほぼ確実である。スタッフロールを見ればわかる。もしかしたらエラゴン 遺志を継ぐ者のように続編出ると見せかけて出ないっていう冷やかしかもしれないけど、期待しておこう。